随伴車に社名が入っているか

信頼できる会社選びとしてまずチェックしたいのが、随伴車に社名が入っているかどうかです。運転代行の業務は、誰もがすぐにできるものではありません。都道府県の公安委員会から、事前に認可を得なければならないのです。認可を受けている業者は、随伴車のボディの左右両面に以下の記載があります。

• 公安委員会の名称
• 認定番号
• 屋号
• 「代行」の表示
• 「随伴自動車」の表示

上記はテープなどではなく、しっかりと書かれていなくてはなりません。

客車のドライバーが普通自動車第2種免許を持っているか

客車、つまり依頼者の車を運転してくれるドライバーが「普通自動車第2種免許」を持っているかどうかも、非常に大切です。客車を運転するには、法律上普通自動車第2種免許を持っていなくてはなりません。

「第2種」とは、利用客を載せて公道を走るために必要な種類の免許です。つまり、営利目的で旅客を乗せて運転する場合には、必ず持っていなくてはなりません。第2種免許を持たずに客車を運転した場合、無免許運転になってしまいます。

時間をしっかりと守れるか

想像以上に重要なのが、時間をしっかりと守れるかどうかです。会社の中には、取れるだけの仕事を取ろうとして、実行不可能な予約の取り方をしてしまうところもあります。仕事を取ることを優先してしまう結果、「約束の時間を多少守れなくても大丈夫」というスタンスで取り組んでいる業者も残念ながらいるため、注意が必要です。

料金メーターはあるか

料金メーターの有無も、しっかりと確認したいポイントとして挙げられます。料金メーターがなければ料金が客観的に確認できず、不当に多く請求されてもわからない可能性があるためです。会社としてはしっかりと適正料金を請求する方針であったとしても、従業員が個人で不正な請求を行おうとする危険性は残念ながらあります。不要なトラブルに巻き込まれてしまわないためにも、料金メーターの有無は事前に確認しておくのがおすすめです。

ホームページはあるか

ホームページがしっかりとあるかどうかも、よい業者を見分けるポイントだと考えられます。ホームページを確認し、屋号と認可番号はもちろん、料金表の有無についても確認しておくことがおすすめです。もし料金表がない場合、あえて掲載せずに不正に料金を取ろうとしているケースも考えられます。そのような業者ばかりではもちろんありませんが、念には念を入れてチェックすることが大切です。

しっかりと保険に入っているか

忘れずに確認しておきたいポイントとしては、保険への加入状況も挙げられます。万が一運転代行中に事故が発生した場合、運転代行会社側が契約している保険で対応してもらうことになるためです。保険加入の有無はもちろんとして、補償の充実度についてもチェックすることをおすすめします。